ソフトウェアの税務処理について色々 その2

2月 23, 2010 on 9:22 am | In 雑談, 間違いやすい税務処理 |

こんにちは。なんだか春めいてきましたね。今日はソフトウェアの税務処理について、最後です。企業などでは、PCやソフトウェアについては、なにかと業務でよく使いますし、どんな扱いになるかはしっかり把握しておきたいものですね。
今回は、今使っている給与計算ソフトの使用をやめて、新しい別のソフトに変更する場合の扱いについてです。使い勝手が悪くて、使用するソフトを変更することはよくあります。古いソフトにデータが入っているので、しばらくはPCに残しておくものの、新しい給与計算は新ソフトで・・・と考えているような場合、しかも償却期間の5年が経過していないようなケースだと、税務上はどのような扱いになるのでしょうか。

実は、ソフトウェアの場合、物理的に廃棄したり、消滅、除却しないようなケースでも、従来のソフトウェアを全く利用しなくなったことが明らかな時には、除却損としてそのソフトの価額を損金扱いにできるのです。また、償却期間の5年が過ぎていなくても、使っていないことがちゃんとわかれば、除却処理が可能です。このように、実際には除去していなくても、除去損が認められているようなものを「有姿除却」といいます。ソフトウェアは、たとえ』使わなくても、データのバックアップとして、データと一緒に保存しておくことが考えられるものは、認められることがあると思ってよいと思います。
本来、無形固定資産であるソフトウェアですが、利用廃止の事実であったり、ソフトウェアとしての利用価値がなくなったという事実がはっきり解るように、客観的な資料をそろえておくのも、税務上の処理としては有効なことかもしれませんね。

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