抽選で現金をプレゼントするときの税務処理は?

7月 29, 2009 on 9:12 am | In 税務処理の話 |

こんにちは。今回も、税務処理で悩みそうな場合のお話しをします。
よく、「ご来店された方の中から、抽選で3名様に現金一万円があたる~!!ビッグチャンス!!」
などという広告をテレビやちらしでみかけることがありますね。
でも、よくよく考えると、現金がTOTALで3万円分、会社からお客様へプレゼント、
つまりそのまま渡してしまうわけで、なんの証拠も残りません。
こういったときの税務処理ってどうするか、ご存知ですか?

結論からいうと、これは広告宣伝費として、税務処理されます。
交際費として税務処理されるわけではないんですね。
広告宣伝費と交際費は区分され、「不特定多数の者に対する宣伝的効果を意図するものは広告宣伝費の性質を有するものとし、次のようなものは交際費等に含まれないものとする。」として法人税法にもちゃんと明記されています。

広告宣伝費として税務処理されるのは以下の通りです。
1.製造業者又は卸売業者が、抽選により、一般消費者に対し金品を交付するために要する費用又は一般消費者を旅行、観劇等に招待するために要する費用
2.製造業者又は卸売業者が、金品引換券付販売に伴い、一般消費者に対し金品を交付するために要する費用
3.製造業者又は販売業者が、一定の商品等を購入する一般消費者を旅行、観劇等に招待することをあらかじめ広告宣伝し、その購入した者を旅行、観劇等に招待する場合のその招待のために要する費用
4.小売業者が商品の購入をした一般消費者に対し景品を交付するために要する費用
5.一般の工場見学者等に製品の試飲、試食をさせる費用(これらの者に対する通常の茶菓等の接待に要する費用を含む。)
6.得意先等に対する見本品、試用品の供与に通常要する費用
7.製造業者又は卸売業者が、自己の製品又はその取扱商品に関し、これらの者の依頼に基づき、継続的に試用を行った一般消費者又は消費動向調査に協力した一般消費者に対しその謝礼として金品を交付するために通常要する費用

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