税務署に密告!?

9月 18, 2008 on 1:44 pm | In 税務処理の話 |

「第三者通報制度」という制度があったのを知ってますか?
この制度は戦後に導入された自己申告納税制度を確立するために第三者へ申告書の閲覧を許可してその結果、脱税が発覚した場合にその額に応じた報奨金を通報者へ交付するという制度でした。
法人税の節税なんかのために、悪意を持って税逃れをするのを防ぐ目的で導入。もしも脱税を発見したら、お金(お礼)がもらえるんです。

でも実際はこの制度を利用して報奨金目当ての業者の出現や、中傷目的で通報する者が多くいたため昭和29年に廃止。
国民で監視し適正な申告・納税を実現したかった制度でしたが、そうそう簡単にはいかなかったようです。
現在の個人情報保護を重視する時代にはちょっと考えられない制度です。でもこの第三者通報制度が後の高額所得者の公示制度などにつながっていってるわけですからあながち無駄じゃなかったって事ですね。(結局、これも廃止されましたけど・・)
自己申告制度だからこそ自分たちできちんと行わねばならないのです。

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